「しらたま」の鈴の秘密 [しらたま物語]
「堪忍袋の緒が切れる」という諺(ことわざ)があるが、
「しらたま」は今まさにそれだった。
よろけながら起き上がると、また鈴に乗って
突き飛ばした刑事の前まで出て、言った。
「だいにゃん監督は、泥棒なんかしてにゃい!
うちの猫達だって、マグロを盗んでいにゃい!」
(話慣れていないせいで、語尾に猫語なまりが、でてしまう。)
若い刑事 「猫ちゃんの監督や仲間おもいは、よ~くわかった。
でも状況証拠が、これだけ揃っているとね。」
しらたま 「監督と僕らは、パンヤをしてからブログを書いていたにゃ!」
若い刑事とベテラン刑事は、あわててパソコンを覗き込んだ。
そこには、マグロが盗まれたと思われる時間帯に書かれたブログがあった。
若い刑事 「先輩! これは、アリパイ成立ですねっ!」
ベテラン刑事「これはまいったなあ。猫にアリバイを証明されるとはなぁ。
前代未聞の話だぞ」
若い刑事 「だんにゃん監督。良い部下をお持ちになりましたね。
それじゃ我々は失礼いたします。」
だいにゃん監督は、「しらたま」が、あの二言以外をしゃべったので、
もうびっくりして腰をぬかしていた。
刑事たちは、すごすご帰っていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
やっと我に返った監督 「しらたま、かっこよかったぞ。
でも言葉 しゃべれたっけ?」
しらたま「かっこよかっただなんて。そんな。。えへへ。
僕はただ監督やみんなを守りたかっただけで。
実は鈴が鳴ったときだけ、僕は話すことができるんです」
どうやら、「しらたま」の乗ってる鈴は、ただものじゃないらしい。
・・・・・つづく
「しらたま」は今まさにそれだった。
よろけながら起き上がると、また鈴に乗って
突き飛ばした刑事の前まで出て、言った。
「だいにゃん監督は、泥棒なんかしてにゃい!
うちの猫達だって、マグロを盗んでいにゃい!」
(話慣れていないせいで、語尾に猫語なまりが、でてしまう。)
若い刑事 「猫ちゃんの監督や仲間おもいは、よ~くわかった。
でも状況証拠が、これだけ揃っているとね。」
しらたま 「監督と僕らは、パンヤをしてからブログを書いていたにゃ!」
若い刑事とベテラン刑事は、あわててパソコンを覗き込んだ。
そこには、マグロが盗まれたと思われる時間帯に書かれたブログがあった。
若い刑事 「先輩! これは、アリパイ成立ですねっ!」
ベテラン刑事「これはまいったなあ。猫にアリバイを証明されるとはなぁ。
前代未聞の話だぞ」
若い刑事 「だんにゃん監督。良い部下をお持ちになりましたね。
それじゃ我々は失礼いたします。」
だいにゃん監督は、「しらたま」が、あの二言以外をしゃべったので、
もうびっくりして腰をぬかしていた。
刑事たちは、すごすご帰っていった。
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やっと我に返った監督 「しらたま、かっこよかったぞ。
でも言葉 しゃべれたっけ?」
しらたま「かっこよかっただなんて。そんな。。えへへ。
僕はただ監督やみんなを守りたかっただけで。
実は鈴が鳴ったときだけ、僕は話すことができるんです」
どうやら、「しらたま」の乗ってる鈴は、ただものじゃないらしい。
・・・・・つづく